-
ブラジル/ダテーラ農園 100グラム
¥770
どっしりとしたナッティな香りやジューシーさがあり、ドライフルーツ系、果実味のあるボディ感を携えつつ、ボディとココア感に重きをおいたカップ傾向となっております。 ブラジルらしいナッツの香りとアプリコットの様な酸、はちみつの様に口当たりが柔らかです。 ❖ ダテーラ農園について 本農園を経営するダテーラ社は売上の5%を寄付に充てるといった様な活動も積極的に行っており、社会福祉面への関心が非常に高く、農園内にはワーカーの為の住居、学校、セミナー施設、自然保護区等が整備され、持続可能な農業への意識がとても高いです。 直近では2030年までに2,000万本の植樹を行うことを目標とした”Trillion project”(トリリオン・プロジェクト)や自前の教育基金を設立し、子供たちへの奨学金を提供する”Fundacao Educar”(フンダソン・エドゥカール)などRA認証が近年特に重要視しているいくつかの項目の解決にも通じうるものとして、独自の取り組みを自発的に行っています。 ダテーラ農園の現在の輸出営業マネージャーのGabriel Moreira氏は、まさにこの奨学金を得て勉学に励んだ人物で、今も週末にこの基金が開講する週末の英語授業の講師を務めているなど助け合いの精神を持った優しい農園です。 ────────────────── 地域:ブラジル ミナスジェライス州 パトロシーニョ市 認証:RA認証 品種:ムンドノーボ、カツーラ、他 標高:1,000~1,100m 収穫期:6月~9月 スクリーン:16~18up 加工方法:ナチュラル,パルプトナチュラル 乾燥方法:天日・機械乾燥併用
-
コスタリカ コーペアグリ農協 チリポ/100グラム
¥809
チリポ(Chirripo)の由来は、「悠久の水が流れる地」といわれています。この豊かな水を使い作られる伝統的なウォッシュトは、コーヒーが本来持つ軽やかで綺麗な酸と洗練された香り、適度なボディを際立たせます。近年コスタリカではハニー製法が脚光を浴びていますが、良質なコスタリカウォッシュトは他製法では代えがたい味わいがあります。 ❖ チリポ産コーヒーについて CoopeAgri生産組合が、チリポ産コーヒーのブランド化を目指して開発されてきました。 このコーヒーは、チリポ・グランデ山を最高峰として、コスタリカとパナマの国境に近い、やや南部のタラマンカ山脈の付近で小規模農家から集められたコーヒーチェリーを原料としています。このエリアで有名なチリポ国立公園はエコツーリズムの土地として有名となっており、野生動物の楽園を見るため、欧州からの観光客が集まります。しかし、数十年前までは、都市からのアクセスも悪く、コーヒーの生産の観点から、長らくあまり注目されることはありませんでした。せっかく良いコーヒーが生産されてもコマーシャルコーヒーとあまり区別されず、流通していました。 しかし、もともと熱帯性気候、火山性土壌で複雑な気象条件のもと育つこの付近のコーヒーは、そもそも豆がもつポテンシャルが高く、近年、CoopeAgri協同組合のサポートの元、小規模の精製工場を設立し、高品質コーヒーを生産しようという取り組みも目立つようになり、質の高いプレミアム及びスペシャルティロットも輩出するようになってきました。 ❖ CoopeAgri協同組合について 1962年391人のコーヒー生産者が集まり、CoopeAgriの前身であるCooperezeredonを立ち上げました。現在はコーヒー生産者だけでなく、サトウキビの生産者も含めた最も成功した生産者協同組合となりました。設立当初、当初拠点となっていたサンホセ州ペレスセドロンの交通インフラはひどく、物理的にスムーズなコーヒーの流通経路がなく、国内、海外問わずコーヒー市場へのアクセスが困難でした。ブローカーやいくつもの民間業者を介してしか商品を市場に送り出す術がなく、それゆえ、生産者達は日々の生活に使う現金を手に入れるため、非常に安い値段でブローカー等にコーヒーを売り渡さなければなりませんでした。こういった状況を打破すべく、立ち上がった生産者同士が協力し、生産者の繁栄と自立を阻む幅広い問題へ、一つ一つ取組んできた長い歴史があります。 現在では、 ・有機肥料の生産と配布等、コーヒーの生産方法の体系化、栽培技術支援、珈琲種子の研究、のサービスといった協働組合員の生産方法に関するサポート ・オーガニックやフェアトレードといった認証取得、ブランド化、周囲の生物多様性と環境問題への取組を行った自然と調和したコーヒー及びその他作物の栽培とそれら商品のマーケティングサポート ・共同倉庫の直接運営という物流改善、市場へ直接販売網の確保といった包括的で多方面にわたる組合の活動が行われています。 ─────────────────────────── 原産国:コスタリカ 地域:サンホセ州タラマンカ地域チリポ 生産者:981の小規模農家 標高:1450-1650m 品種:カトゥーラ、カトゥアイ 精選:ウォッシュト カッピングノート:ダークチョコ、レッドフルーツ、ジューシー、ミディアムボディ/アシディティ
-
コロンビア プリメーラ/100グラム
¥746
ポパヤンの中でも最上級の意味を持つ”プリメーラ”。 花の蜜のようなフローラルさ。 ウィラの重厚感のある香りやボディとは異なる、フローラルさ、トーストのような香ばしさ、はちみつ系の甘みが特徴。 ❖ カウカ コロンビアを縦断するアンデス山脈系の南部にカウカ州は位置します。 海抜平均1700m近い場所に位置し、南北に走るカウカ川から由来しています。 コーヒーの産地としてのイメージだけでなく、カウカ州の州都としての顔も持つポパヤンは、スペイン植民地時代のコロニアル調の白亜の建造物が有名で、毎年、米国やヨーロッパから多くの観光客が訪れます。 ❖ ポパヤン ポパヤンはコーヒーの生産にとって特に恵まれた条件に囲まれています。 コーヒーの発育に欠かせない栄養を多く含む火山性土壌、年間約1600-2500ミリという豊富な降水量、年間を通して22度前後の平均気温、コーヒーにダメージを与える霜が降りない程度に下がる夜間気温による寒暖差、ウィラのような急こう配斜面とは違い、比較的緩やかな台地の地形から、手入れの行き届いた安定したコーヒー栽培が可能で、毎年、味の再現性の高いエリアといわれています。 ポパヤンでは、近年多くみられるハイブリット種の栽培は少なく、古来からのティピカ、カスティージョの栽培が行われています。天然の森林の日陰でゆっくりと育成されたチェリーを選別し、100%天日乾燥で仕上げられたコーヒーは、数あるポパヤン産ロットの中でも高い品質とトロピカルフルーツ感あふれるジューシーで深みのある味を生み出します。